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執筆者の写真BLASTERS

学校生活での出来事⑥

はじめまして、アメフト部の四年生、DB#22木倉一誠です。

去年大学に編入してきてアメフト部に入ったので、アメフトは2年目です!

みんなとは違った経緯でアメフト部に入った僕ですが、この一年間の道のりは平たんなものではありませんでした…。

みなさんははらわたが煮えくり返るほど誰かに対して怒ることがあるでしょうか。

やはり、大人になると誰かに対して本当に怒るということはすくないですよね。

ぼくも普段は非常に温厚で怒った姿を想像できないとよく言われるのですが、去年を振り返ると一度だけ、今思い出しても怒りがこみあげてくる事件がありました。

それは、みんなで鍋パをしたときのことです。その会場として、ある部員の部屋を使わせてもらうことになりました。

その子の部屋が学校からめちゃくちゃ近いこと、それと彼には言いませんでしたが僕の部屋を使うと後片付けが面倒だという理由からです!

しかし、部屋の現状はとてもご飯を食べられるような状態ではありませんでした。

彼は汚い部屋に住んでいることで有名な人物で、その日もいつも通り足の踏み場もない状況です。

几帳面な人だったら病気になってしまうでしょう!

そう思った僕は一緒に掃除をしようと提案しました。非常に生産的な意見です!すると彼は、返事はしたものの一向に動き出さず、鍋パの時間はどんどん迫ってきます。

しかし、これくらいは全然怒ることではありません!

部屋を貸してもらうという負い目もありますし、ここは僕が代わりに掃除しようじゃないかと思い、ゴミ袋や掃除用具の位置などききながら、掃除をはじめました。

その間、部屋の主はというとベッドに寝ころんだまま、偉そうにあれこれぼくに指示を出すのですが、ここも円滑な人間関係のために我慢です。

なんとか掃除が終わり、友達がやってきて鍋パが始まりました。

ぼくは今日の苦労をみんなに聞いてもらおうと、この部屋を掃除したことをみんなに話すと、それを聞いた彼はこういいました。

「おまえがしゃしゃって掃除しただけじゃん。お前がやんなくてもやってたし。」

こんなつらいことも乗り越えて今はアメフト部を楽しめています!皆さんもともに困難をのりこえていきましょう!入部をお待ちしています!

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