【Last Essay 🏈⑤】OL/DL/LB #72 リオスタクミ
- BLASTERS

- 8 時間前
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4年 OL/DL/LBのリオス タクミです。
昨シーズンは第五節の終わりに怪我をしてしまい、チームの大事な時期にプレイをすることができずに終わってしまいました。
今年は四年生ながら新しいポジションに挑戦させていただきました。ディフェンスチームの真ん中となるILBを任され、去年までのポジションとは考えることの多さやプレーへの関与度、何よりも背負っている責任が違い、なかなかその難しさに慣れず、試行錯誤をしながら合宿まであっという間に月日が経ちました。
また、研究室やアルバイト、アメフト以外にもやることが多く、これまでの先輩方の努力が今まで以上に伝わりました。後輩たちの成長や自身のためにも、練習外でできることを常に考えながら過ごしていました。
今シーズンは四年間の中で最も苦しいシーズンでした。ディフェンスのまとめ役としての実力不足や、負け続けるチームの状況、何よりも後輩たちが困っていても指導しきれない自分が嫌になる場面が多かったです。
私はもともと、自分が強くなる、自分が活躍するためにという自我の強いプレイヤーでした。昨シーズンも自我を出し、自分の責任を放棄してビッグプレーを狙いにいく場面もありました。結果として良いプレーもありましたが、プレーの粗さから相手にロングゲインを与える場面もありました。
今年もその思いは抜けず、自分がすべて止めなければという気持ちに駆られ、視野が狭くなり、決められた責任以上のことをやろうとすることが多かったです。しかし試合を重ねていく中で、決められた責任をみんなが果たしていくことの意味を、少しずつ自分なりに理解できるようになりました。
周りの味方が何をしていて、どんな責任を持っていて、何が強みなのか、そうした些細なことまで理解し、その中でお互いに関心を高め合うことで、チームは少しずつまとまり始めるのではないかと痛感しました。
どんなに苦しい場面でも周りを見渡し、「関心」を寄せることの大切さを、最後にアメフトは教えてくれました。入れ替え戦まで残り二週間を切りましたが、今できるベストを淡々とこなし、悔いのない、楽しい試合にします。
ここまで支えてくれた同期、先輩、後輩、OBOGの方々、そして両親には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。




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