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最終戦

  • #60藤原裕
  • 2017年11月15日
  • 読了時間: 2分

最終戦。気が付けばもう最終戦である。何をもって最終とするのか。

客観的に見ればシーズンの最後ととらえるのが正解なのであろうし、大変適当であると私も思う。しかし、私個人、四年生という立場から見ると、BLASTERS最後の試合であり、大学生活最後の試合であり、引いていえば生涯において最後の試合となる一戦かもしれない。当然この先勝負事が微塵もないような詰まらぬ人生を歩むつもりはないが、それらは勝敗がより曖昧であるか、臨む姿勢が道楽的なものであるか、何はともあれ、勝敗に規則を設け、真剣にその練習に取り組み臨むものとは根本的に異なっているはずである。無論これはいまだ社会に出ていない未熟者の浅慮であるかも知れないが、このような機会は実は稀有なことなのだと、下級生には今一度その価値を確認してほしい。

さて、最終戦となると、私がBLASTERSの門を叩いてから実に四年の月日が経とうとしていることになる。光陰矢の如しとはよく言ったもので、この四年間思えばいろいろなことがあったが、体感としてはあっという間というほかない。私がフィールドを降りてからも随分と経つことになる。辛い時期であった。言う事を聞かない膝がもどかしかった。無力感に苛まれ、仲間からも責められているような気さえしていた。余裕がないと人は盲目になるのか、中にいるときにはあれほど頼もしいと感じていた声援さえ、私は忘れてしまっていた。しかし仲間たちが気付かせてくれたのだ。フィールドの外にいてもできることはいくらでもあるのだと。

来る最終戦、喉が潰れるほど声を上げよう。

手が砕けるほど打ち鳴らそう。

光を失うほど目を瞠ろう。

脳が茹だるほど思案しよう。

さあ、取り組もう。できることを、でき得る限り。

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